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コラム:理想の自分になるには幽体離脱が効く!?

コラム2回目です。幽体離脱って何を言っているか良く分からないですよね(笑)。

今回ご紹介するのは、決して本当に幽体離脱するのではなくて、そういう「見方」を意識する方法です。この方法、自分をしっかり見つめるには、意外と有効な方法なんですよ。是非、興味を持ったら試してみてください。試すのはタダですから。

 

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かっこいい人、かわいい人に共通すること

世の中には、かっこいい人、かわいい人、いっぱいいますよね。これは必ずしも容姿が優れているということだけを指してはおらず、その人の仕草、佇まいから「この人かっこいいな」「かわいいなぁ、あの人」と思うことが多いと思います。

たとえば、私の好きな大泉洋さん。あの方は、一見、ちょっと変わった面白い方という印象ですが、独特の雰囲気を醸し出していて、「あ、かっこいいかも」と思わせる不思議な魅力があります。ドラマや映画で多くの主役を務めていらっしゃるのも納得です。

大泉洋さんはもちろん、かっこいい、かわいいと周りから思われる方に共通するのは、自分自身をしっかり見つめ、自分の魅力を引き出す「セルフ・マネージメント」に余念がないことです。 

 

 

自分が一番見えていないのは、実は自分!?

自分の声を録音して聞いたことはありますか?もしなければ、最近では携帯でも簡単に録音できるので是非試してみてください。思ったより声が低く、まるで別の人の声のように感じます。毎日自分で声を出しているのに、周りにどう聞こえているのか、わからないって不思議ですね。

声だけではありません。今、あなたはどんな表情をしているか、意識していますか。ぼーっとした顔をしているとしたら、それはどんな顔ですか。鏡が目の前になければ、意外と自分の顔、表情ですら分からないものです。

でも、周りの人は、そんなあなたの声、表情、動作などすべてを見ているのです。そして、そこからあなたという人物を判断しているのです。おそらくみなさんは、あなた以上にあなたのことを知っているでしょう。

 

 

幽体離脱をして、自分を眺めてみよう

かっこいい人、かわいい人に共通する「セルフ・マネージメント」。その方法が「幽体離脱の視点を持つ」です。

ふわっとあなたの魂が抜け出して、あなた本体の右上にふわふわ浮いていることをイメージします。そこからあなたを常に眺めるのです。

歩くとき背筋が曲がっていませんか?モデルウォークのように、頭の上から足や手の先まで、きれいに歩けていますか?話すとき声が小さくありませんか?相手の目をちゃんとみて、表情豊かに話していますか?

この「幽体離脱」を意識すると、自分がどのように行動しているか客観的に眺めることができます。普通に歩くだけでも、全然姿勢や意識が変わるのです。

信号が赤でも、横断歩道を渡ってしまうことはないですか?それを「幽体離脱」でみてください。「あいつ危ないな」「たった数秒なのにそんなに焦って。余裕がない奴だな」「皆ルールを守っているのに、小学生でも守れることを守らないなんて」などなど思うかもしれません。どうですか、かっこいい、とはとてもじゃないですけど思えませんね。

でも自分がこう見えていると分かれば、自然と心に余裕が生まれ、信号無視なんてしようと思わなくなります。歩き方から声の出し方、表情の見せ方まで、様々なことに意識が行き、「より良い、恥ずかしくない自分でいよう」という意識になります。そうすると当然周りの反応も良くなりますし、何より自分に自信が持てるようになるのです。

 

 

是非、鏡と録音機を有効活用しよう

幽体離脱は、客観的に自分を見るために有効な考え方ですが、決して本当に自分を外から見ているわけではありません。なので、自分がどう見えるか、自分の声がどう聞こえているか、定期的に知るために鏡と録音機を有効活用しましょう。

鏡を見て、よく自分の顔を覚えてください。意外と自分がどんな顔をしているか、本当に知らないものですよ 。また、良くある表情も試して見ましょう。それが、周りが見ているあなたです。仕事場でも、自宅でも、気軽に自分が見える範囲に鏡を1つ置くと、より自分を知ることにつながると思います。

また、声も定期的に録音して聞いてみましょう。ビジネス書の音読を録音すると、読書と声の確認が両方できて一挙両得です。また、小説の登場人物にあわせて、「一人ドラマ」をしてみても良いと思います。声の張りや、抑揚などを使いこなせると、より魅力的な自分に近づけるはずです。

 

いかがでしたか?ちょっと奇妙だけど、自分を知ることができる「幽体離脱」で自分を評価してみましょう。きっとより良い自分が待っていますよ。

 

 

 

 


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