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ビジネス書ランキング(2018.1.26 Amazon)

1/26のアマゾンビジネス書ランキングのベストテン見ていきます。果たしてどんな傾向があるのでしょうか。

 

 

ビジネス書ランキング(2018.1.26 アマゾン)

1位 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (佐藤航陽)

2位 行動経済学まんが ヘンテコノミクス (佐藤雅彦、菅俊一、高橋秀明)

3位 数字は人格――できる人はどんな数字を見て、どこまで数字で判断しているか(小山昇)

4位 社長の「まわり」の仕事術(しごとのわ)(上阪徹)

5位 ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現(フレデリック・ラルー)

6位 ミライの授業(瀧本哲史)

7位 日本再興戦略(落合陽一)

8位 LIFE SHIFT(ライフ・シフト)(リンダグラットン,アンドリュースコット)

9位 逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得(大塚明生)

10位 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎、古賀史健)

 

嫌われる勇気」は、相変わらず人気ですね。現代は特に先が見えない時代だからこそ、前向きに生きるアドラーの心理学が必要とされているのですね。

 

 

激変する時代に対応するための読書をしよう

さて、ランキングの特徴に触れていきましょう。1位、それから5位から8位まで、ベストテンの約半数が「次世代に向けた書籍」となっています。

AI、仮想通貨、VR、Fintechなど、新しい技術とともに人々の仕事の仕方、生き方も変化してきています。これからの「お金」とは何なのか、新しい時代を人々はどう生き、世界全体が変わり行く中で日本が生き残っていくには。新しい時代を支える新しい組織とは。

様々なものが進化し、大きな歴史の転換期に今はあるのではないでしょうか。その変化を体験できる幸運に恵まれたのですから、これらの書籍を読んで、次世代への準備を整えていかなければなりませんね。

 

 

トップ企業の成長を支える社長の「まわり」の人々

4位の「社長の「まわり」の仕事術(しごとのわ)」にも少し注目したいと思います。多くのビジネス書は、素晴らしい経歴を持つ経営者やトップセールスマンに焦点を当てているものが殆どです。でもこの本は少し違います。勢いのある経営者6人の「まわり」で活躍している人に注目しています。誰しもが経営者などトップになるわけでなく、トップを支える人の方が圧倒的に多いです。実際にトップの右腕となる方が、力を発揮できる人も多いと思います。

トップの無茶ぶりにも臆せず、行動に移しトップを支える、その姿勢にはビジネスのヒントが多く詰まっています。社長の「まわり」にフォーカスした、ちょっと新しいビジネス書「社長の「まわり」の仕事術(しごとのわ)」、読んでみたいと思いませんか。

 

 

ビジネス書ランキングで時代の流れ、人の思いが見えてくる

本日のアマゾンのビジネス書ランキングのベストテンを見ていきました。たった10冊でも、今どんな時代で、人々がどのような情報を求めているのか何となく見えてきますね。売れているビジネス書は、今人々がお金を出してでも求めている道標であり、人々の不安や期待、思いを反映したものになっています。自分のアンテナの感度を高めるためにも、今後も定期的にランキングに触れて生きたいと思います。

 

 


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