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第7冊① 10年後、後悔しないための自分の道の選び方(1講:理想の仕事と決断)

1講:理想の仕事と決断

 

第7冊『10年後、後悔しないための自分の道の選び方

 

 

10年後、後悔しないための自分の道の選び方

10年後、後悔しないための自分の道の選び方

 

 

  • 読みやすさ ★★★★★
  • 即効性   ★★★★☆
  • 影響力   ★★★★☆

 

 

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後悔のない人生を送れていますか?

人生では、日々選択の毎日だと思います。良いこともあれば悪いこともある。みんなそのすべてを自らが背負って生きています。

では、振り返ってみて、後悔しない道を自分自身で選べているでしょうか。自信を持って「できている」と言える人は、多くないのではないのでしょうか。

過ぎた過去は変えることはできません。でも未来を自分の意識次第で「後悔のないもの」にすることはできます。

  

今回ご紹介するビジネス書7冊目『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』には、10年後に自分を振り返ったときに、自信を持って「後悔のない人生を送れている」と思えるためのたくさんのヒントが載っています。人生の基本となる考え方も多く載っていますので、しっかりと自分のものにしていきましょう。 

 

 

著者 ボブ・トビンってどんな方?

本書籍の筆者であるボブ・トビンは、慶應義塾大学名誉教授であるとともに、数々の有名企業(IBM、ディズニー、日産、サントリーなど)をクライアントに持つビジネスコンサルタントやエグゼクティブコーチ、講演家としての顔を持っています。自分らしく働き、最高の人生を生きる方法を説くキャリアカウンセリングも行っています。本書には、ボブ・トビンの考え方が多く散りばめられています。

それでは『10年後、後悔しないための自分の道の選び方』の中身を見ていきましょう。

 

 

理想の仕事を作るのは自分自身

本書を読むことで、「自分の望む働き方とは何か」という疑問に正しく答えられるようになり、それが将来への基盤づくりの出発点になるとしています。

まずは仕事と見つめあう上で、自分が望むこと、自分にとって大事なことは何かをしっかり考える必要性に触れています。「お金を稼ぎたい」「やりがいを感じたい」「いつも健康でいたい」「ものを作りたい」「家族や友人との時間を大切にしたい」等、思いつくものを書き出してみましょう。

 

学校卒業後、すぐに理想の仕事が見つかることはそう多くありません。自分のやりたいことを把握するのに時間がかかり、さらに経験を積むことでやりたいことも変わっていくのです。

なので、自分の望んでいる仕事のあり方を、しっかりと見つめ自分の中に持ち、自分の手で一から理想の仕事を作り上げていく必要があるのです。 

 

 

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即決は理想への近道

思わぬチャンスは突然降ってくるものです。そうした時に、考えすぎると折角のチャンスをみすみす逃してしまいます。日頃からチャンスを生かす準備をしておく必要があります。そのためには、何か決断を迫られたとき、できるだけ早く決断することです。

当然早く決断することは、不安も伴います。しかし、優柔不断にしているとストレスも溜まりますし、明瞭な思考も妨げられ、何よりチャンスを逃してしまいます。

決断することで一歩前進することを知り、今、選択肢があることを喜び、即決することが重要なのです。 

素早く決断するためのコツは、複数の選択肢を洗い出し、プラス面・マイナス面、メリット・デメリットを比較検討します。選択肢を検討したら、深く生きを吸って、思い切って決めることです。決められずに落ち着かない状態が続くより、良い結果になると想像することです。また、迅速な決断を下すためには、前段で述べたとおり、なにより自分が望むことを知っていて、自分の判断に自信を持つことが重要です。

「決断」は生涯を通じて使える大事なスキルです。そして迅速な決断をする癖をつけると、これから先もっと楽に決断できるようになります。将来のことばかりに目を向けず、今やっていること、学んだいることを楽しみ、目の前のことに集中することで、自然と素早い決断ができるようになるはずです。

 

 

  

いかがでしたか。まずは後悔のない自分の道を選ぶための導入である理想の仕事と決断についてに触れてきました。ただ自信を持って決断することは、簡単なようで難しく、様々な不安に苛まれます。次回は自信を持ち続けることや不安を克服する重要性について触れていきます。

それでは「2講:自信の維持と不安を克服」に続きます。

 

 


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